公害防止管理者 独学ノート

公害防止管理者 独学ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 大気概論
  4. 令和元年
  5. > 問1 二酸化窒素の環境基準

令和元年度 公害防止管理者 大気概論 問1を解説|二酸化窒素の環境基準(測定はザルツマン試薬・化学発光法)

令和元年度 大気概論 問1は、二酸化窒素(NO2)に係る環境基準に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、二酸化窒素(NO2)に係る環境基準について、基準のゾーン・適用除外・達成期間・測定方法が正しく述べられているかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、NO2の測定方法です。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)環境基準は1時間値の1日平均値が0.04〜0.06ppmのゾーン内又はそれ以下です。正しい記述です。
(2)○(正しい)工業専用地域・車道など一般公衆が通常生活していない地域・場所には適用しません。正しい記述です。
(3)×(誤り)NO2の測定はザルツマン試薬を用いる吸光光度法又はオゾンを用いる化学発光法によります。「中性ヨウ化カリウム溶液を用いる吸光光度法」(オキシダント等の測定法)は誤りです。
(4)○(正しい)1日平均値0.06ppmを超える地域では0.06ppm達成に努め、その達成期間は原則として7年以内です。正しい記述です。
(5)○(正しい)排出規制のほか各種施策を総合的かつ有効適切に講じます。正しい記述です。

選択肢(3)のポイント(ここが誤り)

NO2の環境基準の測定方法は、ザルツマン試薬を用いる吸光光度法、またはオゾンを用いる化学発光法です。選択肢(3)は「中性ヨウ化カリウム溶液を用いる吸光光度法」としている点が誤りで、これは光化学オキシダント等の測定法です。測定対象と測定法の取り違えが狙われます。

覚え方

  • NO2の測定=ザルツマン試薬の吸光光度法/オゾンの化学発光法。中性ヨウ化カリウム溶液はオキシダント用。
  • NO2環境基準は0.04〜0.06ppmのゾーン、達成期間は7年以内。

理解度チェック

Q.

二酸化窒素(NO2)の環境基準の測定方法は?

ザルツマン試薬を用いる吸光光度法又はオゾンを用いる化学発光法です。「中性ヨウ化カリウム溶液を用いる吸光光度法」は光化学オキシダント等の測定法で、誤りです。

Q.

二酸化窒素(NO2)の環境基準のゾーンと、その達成期間は?

1日平均値で0.04〜0.06ppmのゾーン内またはそれ以下。0.06ppmを超える地域の達成期間は原則7年以内です。

この問題に関連する用語解説

令和元年 大気概論 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和元年度 公害防止管理者等国家試験 大気概論 問題」(公式PDF
  • 二酸化窒素に係る環境基準について

Topへ >>