令和7年度 公害防止管理者 水質概論 問10を解説|水質汚濁防止法の有害物質(PCPは対象外)
令和7年度 水質概論 問10は、水質汚濁防止法施行令で「有害物質」として定められていないものを選ぶ問題です。
この問題のポイント
この問題は、水質汚濁防止法施行令の「有害物質」に定められていないものを選ぶ問題です。核心は、PCP(ペンタクロロフェノール)が水濁法の有害物質には含まれないこと。他の4つ(トリクロロエチレン・ジクロロメタン・四塩化炭素・塩化ビニルモノマー)は有害物質である、という点です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(2)(有害物質に該当しないもの)
各選択肢の判定(有害物質でないものを選ぶ)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | トリクロロエチレンは水質汚濁防止法の有害物質です。 |
| (2) | ×(誤り) | PCP(ペンタクロロフェノール)は水質汚濁防止法の有害物質に定められていません(これが正解)。 |
| (3) | ○(正しい) | ジクロロメタンは水質汚濁防止法の有害物質です。 |
| (4) | ○(正しい) | 四塩化炭素は水質汚濁防止法の有害物質です。 |
| (5) | ○(正しい) | 塩化ビニルモノマーは水質汚濁防止法の有害物質です。 |
選択肢(2)のポイント(ここが分かれ目)
トリクロロエチレン・ジクロロメタン・四塩化炭素・塩化ビニルモノマーは、いずれも水質汚濁防止法施行令で定める有害物質です。一方PCP(ペンタクロロフェノール)は水質汚濁防止法の有害物質には定められていません。よって「有害物質でないもの」を選ぶと正解は(2)です。
覚え方
- 水濁法の有害物質にはトリクロロエチレン・ジクロロメタン・四塩化炭素・塩化ビニルモノマー等の有機塩素系が含まれる。
- PCP(ペンタクロロフェノール)は化審法第一種だが、水濁法の有害物質ではない。
理解度チェック
Q.
PCP(ペンタクロロフェノール)は水質汚濁防止法の有害物質に定められている?
定められていません。トリクロロエチレン・ジクロロメタン・四塩化炭素・塩化ビニルモノマーは有害物質ですが、PCPは含まれません。
Q.
水質汚濁防止法の有害物質に含まれる有機塩素系の例を挙げると?
トリクロロエチレン、ジクロロメタン、四塩化炭素、塩化ビニルモノマーなどです。
この問題に関連する用語解説
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 水質概論 問題」(公式PDF)
- 水質汚濁防止法施行令(有害物質)
※ この記事の確認日:2026年6月