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令和2年度 公害防止管理者 汚水処理特論 問23を解説|全窒素の検定

令和2年度 汚水処理特論 問23は、紫外線吸光光度法による全窒素の検定方法に関する下線部問題です。文中の下線部のうち誤っているものを選びます。

この問題のポイント

この方法は、試料にペルオキソ二硫酸カリウムのアルカリ性溶液を加え、加圧加熱して試料中のさまざまな窒素化合物をまとめて酸化し、そのうえで波長220 nmの紫外部の吸光度を測って全窒素を求めます。引っかけの核心は「何まで酸化するか」で、酸化のゴールは硝酸イオンです。「亜硝酸イオンに変える」と一段手前で止めて書いた箇所が誤りで、正しくは硝酸イオンまで酸化します。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(誤っている記述)

ここが誤り(酸化の到達点)

下線部の記述正しい内容
窒素化合物を亜硝酸イオンに変える窒素化合物を硝酸イオンまで酸化する。

ペルオキソ二硫酸カリウムのアルカリ性溶液で約120 ℃に加熱すると、試料中の有機態・無機態のさまざまな窒素が硝酸イオンまで酸化され、共存する有機物も分解されます。硝酸イオンは波長220 nmの紫外部に吸収を持つため、pHを2〜3にそろえてからこの吸光度を測ると全窒素が求められます。選択肢(3)は酸化の到達点を「亜硝酸イオン」と一段浅く書いている点が誤りで、正しくは硝酸イオンです。

覚え方

  • 紫外線吸光光度法の全窒素=窒素を硝酸イオンまで酸化して測る。亜硝酸で止めない。
  • 硝酸イオンの吸収を波長220 nmで測定。
  • 酸化剤はペルオキソ二硫酸カリウムのアルカリ性溶液。

理解度チェック

Q.

この方法で窒素化合物はどこまで酸化する?

硝酸イオンまで酸化します。硝酸イオンが220 nmに吸収を持つため、その吸光度で全窒素を求めます。亜硝酸イオンではありません。

Q.

吸光度を測る波長はどこ?

220 nm(紫外部)です。pHを2〜3にそろえてから硝酸イオンの吸光度を測定します。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和2年度 公害防止管理者等国家試験 汚水処理特論 問題・正解」(公式PDF