公害防止管理者 独学ノート

公害防止管理者 独学ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 大規模大気特論
  4. 令和7年
  5. > 問9 ごみ焼却の発生有害物質

令和7年度 公害防止管理者 大規模大気特論 問9を解説|ごみ焼却の発生有害物質

令和7年度 大規模大気特論 問9は、都市ごみ焼却で発生する主な有害物質等とその発生濃度概略値の組合せ問題です。表のア〜ウに入る物質の正しい組合せを選びます。

この問題のポイント

物質名を暗記していなくても、濃度の単位に着目すると見分けられます。ppm(体積濃度)で示されているものはガス成分、g/m³Nの単位で多めに出ているものは粒子状のばいじん、ng-TEQ/m³Nという極めて微量かつTEQ(毒性等量)表記のものはダイオキシン類です。この単位の手がかりで、ア(80〜200 ppm)はガスのNOx、イ(2〜5 g/m³N)は粒子のばいじん、ウ(1〜10 ng-TEQ/m³N)はダイオキシン類だと特定できます。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(4)

空欄に入る正しい語句

空欄入る物質見分けの手がかり(濃度・単位)
NOx80〜200 ppm。体積濃度(ppm)で示されるガス成分で、窒素酸化物の典型的なオーダーです。
ばいじん2〜5 g/m³N。質量濃度がg単位と比較的多く、粒子状のばいじんに当たります。
ダイオキシン類1〜10 ng-TEQ/m³N。ng(ナノグラム)かつTEQ(毒性等量)表記は、極微量で扱うダイオキシン類に特有です。

ここが分かれ目

取り違えやすいのはアのNOxとウのダイオキシン類の位置です。決め手は単位の桁です。ppmで示されるアはガスのNOxng-TEQという極微量・毒性等量表記のウはダイオキシン類、その中間で質量がg単位と多いイはばいじん——と、濃度の桁と単位だけで一意に決まります。物質を濃度の大きい順や名前の印象で当てようとすると入れ替わりの罠にはまります。

覚え方

  • 単位で見分ける=ppmはガス(NOx)、g/m³Nはばいじん、ng-TEQはダイオキシン類
  • ダイオキシン類だけTEQ(毒性等量)表記=極微量。
  • 塩化水素は250〜1000 ppmと最も高濃度のガスとして表に既出。

理解度チェック

Q.

発生濃度が「ng-TEQ/m³N」の単位で示される有害物質は何?

ダイオキシン類です。ng(ナノグラム)の極微量で、毒性等量(TEQ)で表すのがダイオキシン類の特徴です。

Q.

「ppm」で示されるアと「g/m³N」で示されるイは、それぞれ何?

ppmで示されるアはガス成分のNOx、質量がg単位と多いイは粒子状のばいじんです。単位の種類で見分けられます。

この問題に関連する用語解説

令和7年 大規模大気特論 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 大規模大気特論 問題・正解」(公式PDF

Topへ >>