1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 大規模大気特論
  4. 令和3年
  5. > 問7 微粉炭火力発電所の対策

令和3年度 公害防止管理者 大規模大気特論 問7を解説|微粉炭火力発電所の対策

令和3年度 大規模大気特論 問7は、微粉炭火力発電所で使う石炭と排ガス対策に関する穴埋め組合せ問題です。ア〜ウに入る語句の正しい組合せを選びます。

この問題のポイント

微粉炭火力発電所は、石炭を細かく砕いて燃やす方式で、日本で使う石炭のほとんどは輸入炭です。集じんには主に電気集じん装置が使われ、硫黄酸化物対策には石灰石こう法が用いられます。分かれ目は、この石灰石こう法が湿式か乾式かと、集じんの主役が電気集じん装置かバグフィルターかの選び分けです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)

空欄に入る正しい語句

空欄入る語句読み解き
輸入炭国内の石炭生産はごくわずかで、発電用石炭のほとんどは輸入炭です。
電気集じん装置微粉炭火力の集じんには、主に電気集じん装置が用いられます。
湿式SOx対策には、石灰石スラリーで吸収する湿式石灰石こう法が一般的です。

ここが分かれ目

まずは、日本の発電用石炭がほぼ輸入炭である点から国内炭ではありません。次にの集じんは、微粉炭火力では電気集じん装置が主役です。そしてのSOx対策は、石灰石のスラリーで硫黄酸化物を吸収し石こうとして回収する湿式石灰石こう法が一般的で、乾式ではありません。三つがそろう組合せは ア=輸入炭/イ=電気集じん装置/ウ=湿式 で、正解は選択肢(3)です。

覚え方

  • 発電用石炭はほぼ輸入炭
  • 微粉炭火力の集じん=電気集じん装置が主役
  • SOx対策の定番=湿式石灰石こう法(石こうとして回収)

理解度チェック

Q.

微粉炭火力発電所の集じんに主に使われる装置は?

電気集じん装置です。高温の燃焼排ガス中のばいじんを電気の力で集めます。

Q.

硫黄酸化物対策の石灰石こう法は、湿式・乾式のどちらが一般的か?

湿式です。石灰石のスラリーで硫黄酸化物を吸収し、副生物の石こうとして回収します。

この問題に関連する用語解説

令和3年 大規模大気特論 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和3年度 公害防止管理者等国家試験 大規模大気特論 問題・正解」(公式PDF