公害防止管理者 独学ノート

公害防止管理者 独学ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 大気有害物質特論
  4. 令和6年
  5. > 問7 特定物質の爆発限界

令和6年度 公害防止管理者 大気有害物質特論 問7を解説|特定物質の爆発限界

令和6年度 大気有害物質特論 問7は、特定物質の爆発限界を比べる問題です。爆発限界が最も広いものを選びます。

この問題のポイント

爆発限界(爆発範囲)とは、空気中で燃焼・爆発を起こす可燃性ガスの濃度の幅で、爆発下限界から上限界までの広がりを指します。この幅が広い物質ほど、薄くても濃くても着火しやすく、危険性が高いと判断されます。挙げられた5物質を比べたとき、上限界がとくに高く下限界からの幅が大きいのがホルムアルデヒドです。物質名と「範囲の広さ」を結びつけて覚えているかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3) ホルムアルデヒド

各選択肢の正誤

選択肢判定解説
(1)×アンモニアは可燃性ですが、爆発範囲は比較的狭い物質です。最も広いとはいえません。
(2)×シアン化水素も爆発範囲を持ちますが、ホルムアルデヒドほど広くはありません。
(3)ホルムアルデヒドは上限界が高く、下限界からの幅が大きいため、5物質の中で爆発限界が最も広い物質です。これが正解です。
(4)×メタノールも引火しやすい物質ですが、爆発範囲の広さではホルムアルデヒドに及びません。
(5)×硫化水素も可燃性で爆発範囲を持ちますが、最も広いものではありません。

選択肢(3)のポイント(ここが正解)

爆発限界が広いとは、燃えはじめる薄い濃度(下限界)から、燃えなくなる濃い濃度(上限界)までの幅が大きいことを意味します。幅が広い物質は、薄くても濃くても着火しうるため、取り扱いの危険性が高くなります。選択肢の5物質を比べると、ホルムアルデヒドの爆発範囲がもっとも広く、上限界がとくに高い側まで延びています。アンモニアや硫化水素のように範囲の狭い可燃性ガスと対比して覚えるとよいでしょう。

覚え方

  • 爆発限界の幅=下限界から上限界までの広がり。広いほど危険。
  • 5物質で爆発範囲が最も広いのはホルムアルデヒド
  • アンモニアは可燃性でも爆発範囲は狭い側。

理解度チェック

Q.

爆発限界が広いとは何を意味しますか?

燃えはじめる薄い濃度(下限界)から燃えなくなる濃い濃度(上限界)までの幅が大きいことです。幅が広い物質ほど着火の危険が高くなります。

Q.

この5物質で爆発限界が最も広いのはどれですか?

ホルムアルデヒドです。上限界が高く、爆発範囲がもっとも広く延びています。

この問題に関連する用語解説

令和6年 大気有害物質特論 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 大気有害物質特論 問題・正解」(公式PDF

Topへ >>