公害防止管理者 独学ノート

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令和6年度 公害防止管理者 大気概論 問10を解説|大気汚染防止法施行状況(VOC施設の最多は接着・包装の乾燥施設)

令和6年度 大気概論 問10は、大気汚染防止法施行状況調査(令和3年度実績)のばい煙発生施設等に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、大気汚染防止法施行状況調査(令和3年度実績)のばい煙・一般粉じん・VOC・水銀の各発生施設の数や種類別の状況が正しく述べられているかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、VOC排出施設の種類別で最も多い施設です。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)ばい煙発生施設数は約21万6000施設で、正しい記述です。
(2)○(正しい)施設種類別ではボイラーが最も多く、次いでディーゼル機関で、正しい記述です。
(3)×(誤り)VOC排出施設で最も多いのは接着・包装材料等の乾燥施設です。「塗装の用に供する乾燥施設が最も多い」は誤りです(塗装系は2番目)。
(4)○(正しい)一般粉じん発生施設は7万施設以上で、種類別ではコンベアが半分以上を占め、正しい記述です。
(5)○(正しい)水銀排出施設は約4500施設で、種類別では廃棄物焼却炉が約90%を占め、正しい記述です。

選択肢(3)のポイント(ここが誤り)

VOC排出施設で最も多いのは、接着・包装材料等の乾燥施設(令和3年度実績で約28%)です。選択肢(3)は「塗装の用に供する乾燥施設が最も多い」としている点が誤りで、塗装系は約21%で2番目です。最多と2番目の取り違えが狙われます。

覚え方

  • VOC排出施設の最多=接着・包装材料等の乾燥施設(塗装系は2番目)。
  • ばい煙=ボイラー最多、一般粉じん=コンベア最多、水銀排出施設の9割は廃棄物焼却炉。

理解度チェック

Q.

VOC排出施設で種類別に最も多いのは塗装の用に供する乾燥施設?

いいえ。最も多いのは接着・包装材料等の乾燥施設です(塗装系は2番目)。

Q.

ばい煙発生施設・一般粉じん発生施設・水銀排出施設で、それぞれ種類別に最も多い施設は?

ばい煙はボイラー、一般粉じんはコンベア(半分以上)、水銀排出施設は廃棄物焼却炉(約90%)が最多です。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 大気概論 問題」(公式PDF
  • 環境省「大気汚染防止法施行状況調査(令和3年度実績)」

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