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令和4年度 公害防止管理者 水質有害物質特論 問14を解説|ふっ素の検定法

令和4年度 水質有害物質特論 問14は、ふっ素及びその化合物の検定法に関する問題です。濃縮・水蒸気蒸留の条件や吸光光度法を並べた選択肢から、誤っているものを選びます。

この問題のポイント

ふっ素の検定では、まじり物を切り離すために水蒸気蒸留でふっ化物イオンを取り出し、ランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法で測る流れがあります。蒸留は強酸性で、二酸化けい素を共存させて行い、濃縮するときは弱アルカリ性にするなど、条件が細かく決まっています。引っかけの核心は水蒸気蒸留の温度で、この蒸留は選択肢(4)が示す90~100℃よりも高い温度で行います。温度の数値を低く示している点が誤りです。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(4)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)試料を濃縮する場合は、弱アルカリ性で行います。正しい記述です。
(2)○(正しい)水蒸気蒸留は強酸性で行います。正しい記述です。
(3)○(正しい)水蒸気蒸留は二酸化けい素を共存させて行います。正しい記述です。
(4)×(誤り)水蒸気蒸留は90~100℃より高い温度で行います。温度を低く示している点が誤りです。
(5)○(正しい)水蒸気蒸留でふっ化物イオンにした後、ランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法を適用する方法があります。正しい記述です。

選択肢(4)のポイント(ここが誤り)

ふっ素の水蒸気蒸留は、ふっ化物イオンを蒸留で確実に留出させるため、選択肢(4)が示す90~100℃よりも高い温度に設定して行います。選択肢(4)は蒸留温度を90~100℃と、実際より低い数値で示している点が誤りです。他の選択肢が示す「濃縮は弱アルカリ性・蒸留は強酸性・二酸化けい素を共存」といった条件はいずれも正しいので、温度の数値だけが実際とずれている点を見抜くのがカギです。

覚え方

  • ふっ素の水蒸気蒸留は90~100℃より高い温度で行う。
  • 濃縮は弱アルカリ性、蒸留は強酸性+二酸化けい素の共存。
  • 仕上げはランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法。

理解度チェック

Q.

ふっ素の水蒸気蒸留は90~100℃で行う、で正しい?

誤りです。実際はこれより高い温度で行います。

Q.

ふっ素の水蒸気蒸留は、酸性・アルカリ性のどちらで行う?

強酸性で、二酸化けい素を共存させて行います。

この問題に関連する用語解説

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 水質有害物質特論 問題・正解」(公式PDF