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令和6年度 公害防止管理者 騒音・振動概論 問15を解説|音速と波長

令和6年度 騒音・振動概論 問15は、温度30℃の空気中を伝わる400 Hzの音の波長を求める計算問題です。音速と周波数から波長を出します。

この問題のポイント

波長は「音速 ÷ 周波数」で決まります。まず温度から音速を出し、それを周波数で割るだけです。分かれ目は、空気中の音速が温度で変わる点で、常温より高い30℃では音速も少し速くなります。0℃の約331.5 m/sをそのまま使うと波長を短く見積もってしまいます。単位はmで計算し、最後にmmへ直します。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(4)(約875 mm)

計算の手順

  • 音速を求める:空気中の音速は c = 331.5 + 0.6t(tは℃)で近似します。t=30℃なら c = 331.5 + 0.6×30 = 約349.5 m/s
  • 波長を求める:波長 λ = 音速 ÷ 周波数 = 349.5 ÷ 400 = 0.874 m。
  • 単位を直す:0.874 m = 約874 mm ≒ 875 mm。よって選択肢(4)です。

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)×(誤り)800 mmは、音速を320 m/s程度と低く見積もった値です。
(2)×(誤り)825 mmは、音速を330 m/s(0℃付近)で計算した値です。
(3)×(誤り)850 mmは、音速を340 m/s(15℃付近)で計算した値です。
(4)○(正しい)30℃の音速349.5 m/sを400 Hzで割ると約874 mm、約875 mmで正しい値です。
(5)×(誤り)900 mmは、音速を360 m/s程度と高く見積もった値です。

選択肢(4)のポイント(ここが正解)

この問題の核心は、温度で変わる音速を正しく求めることです。空気の音速は温度が高いほど速くなり、c = 331.5 + 0.6t の近似で、30℃なら約349.5 m/sになります。もし温度補正を忘れて0℃の331.5 m/sをそのまま使うと、波長は約829 mmとなり、選択肢(2)の値に近づいてしまいます。波長は「音速 ÷ 周波数」であり、音速を正しく349.5 m/sとすることで約875 mmという値が導けます。

覚え方

  • 波長=音速 ÷ 周波数。単位はmで計算しmmへ直す。
  • 空気の音速は温度が高いほど速い。c ≒ 331.5 + 0.6t(t=℃)。

理解度チェック

Q.

波長を求める式は?

波長 = 音速 ÷ 周波数です。周波数が高いほど波長は短くなります。

Q.

気温が上がると空気中の音速はどうなる?

速くなります。c ≒ 331.5 + 0.6t で、温度が高いほど音速が増します。

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和6年度 公害防止管理者等国家試験 騒音・振動概論 問題・正解」(公式PDF