令和7年度 公害総論 問14は、ダイオキシン類に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。
この問題は、ダイオキシン類の排出源・法律上の定義・異性体の数・物性に関する正誤問題です。分かれ目は異性体の数の比較——PCDD(75種)とPCDF(135種)の大小を取り違えさせる引っかけを見抜けるかが核心です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(3)(誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | ダイオキシン類は廃棄物焼却などの事業活動で排出されるほか、焚き火・火災・火山活動でも一部排出されます。正しい記述です。 |
| (2) | ○(正しい) | ダイオキシン類対策特別措置法の定義は、PCDD・PCDF・コプラナーPCBの3種です。正しい記述です。 |
| (3) | ×(誤り) | 異性体の数はPCDF(135種)>PCDD(75種)。「PCDDの方が多い」は逆で誤りです。 |
| (4) | ○(正しい) | 毒性等価係数(TEF)は2,3,7,8-TeCDDの毒性を1として表します。正しい記述です。 |
| (5) | ○(正しい) | 2,3,7,8-TeCDDは水に溶けにくく、20℃ではほとんど気化しません。正しい記述です。 |
異性体の数は、PCDD(75種)よりPCDF(135種)の方が多いです。選択肢(3)は「PCDDの異性体の種類はPCDFより多い」としており、大小が逆で誤りです。
PCDDとPCDFでは、異性体の数が多いのはどちら?
PCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン、135種)です。PCDDは75種で、PCDFの方が多くなります。
ダイオキシン類対策特別措置法が定義するダイオキシン類の3種は?
PCDD・PCDF・コプラナーPCBの3種です。TEFの基準物質は2,3,7,8-TeCDD(毒性1)です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月