令和4年度 公害防止管理者 公害総論 問9を解説|光化学オキシダント(環境基準は1時間値0.06ppm)
令和4年度 公害総論 問9は、光化学オキシダントに関する正誤問題です。誤っているものを選びます。
この問題のポイント
この問題は、光化学オキシダントについて、環境基準の値と表し方・達成状況・評価方法・注意報が正しく述べられているかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、環境基準を「1時間値」で表す点です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(1)(誤っている記述)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ×(誤り) | 環境基準は1時間値が0.06ppm以下です。「1時間値の1日平均値」は誤りです。 |
| (2) | ○(正しい) | 環境基準を達成した測定局は非常に少ない状況が続いています。正しい記述です。 |
| (3) | ○(正しい) | 200局以上の一般環境大気測定局で、昼間の1時間値の年間最高値が0.12ppmを超えています。正しい記述です。 |
| (4) | ○(正しい) | 長期的な改善傾向は、8時間値の日最高値の年間99パーセンタイル値の3年平均値で評価されます。正しい記述です。 |
| (5) | ○(正しい) | 2020年の注意報発令延日数を月別にみると、8月が最も多かったです。正しい記述です。 |
選択肢(1)のポイント(ここが誤り)
光化学オキシダントの環境基準は「1時間値が0.06ppm以下」です。選択肢(1)は「1時間値の1日平均値として0.06ppm以下」としており誤りです(1日平均値ではなく1時間値)。
覚え方
- 光化学オキシダントの環境基準=1時間値が0.06ppm以下。「1日平均値」と取り違える引っ掛けに注意。
- 達成率はほぼ0%(達成局が極めて少ない)。注意報は夏(8月)に多い。
理解度チェック
Q.
光化学オキシダントの環境基準は、どの値で0.06ppm以下と定められている?
1時間値です(1時間値が0.06ppm以下)。「1日平均値」とするのは誤りです。
Q.
光化学オキシダントの注意報の発令延日数は、どの月に最も多い傾向がある?
8月です(2020年の月別では8月が最多)。日射が強い夏に多くなります。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 公害総論 問題」(公式PDF)
- 環境省「令和3年版 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」、光化学オキシダントに係る環境基準
※ この記事の確認日:2026年6月