令和4年度 公害防止管理者 大気・水質概論 問7を解説|発がん性の有害大気汚染物質
令和4年度 大気・水質概論 問7は、「人に対する発がん性が確認あるいは強く示唆されている有害大気汚染物質」に関する問題です。記述として誤っているものを選びます。
この問題のポイント
この問題は、有害大気汚染物質のうち発がん性が確認・強く示唆される物質を選り分けられるかを問うものです。引っかけの核心は塩化メチル(クロロメタン)で、ベンゼンや1,3-ブタジエンなどが発がん性の代表格である一方、塩化メチルはこのグループには含まれません。名前が似た塩素系物質でも扱いが分かれる点に注意します。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(3)(誤っている記述)
各選択肢の正誤
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | 塩化ビニルモノマーは発がん性が示唆される物質です。正しい記述です。 |
| (2) | ○(正しい) | 1,3-ブタジエンは発がん性が示唆される物質です。正しい記述です。 |
| (3) | ×(誤り) | 塩化メチル(クロロメタン)は発がん性が確認・強く示唆される物質群には含まれません。 |
| (4) | ○(正しい) | ベンゼンは代表的な発がん性物質です。正しい記述です。 |
| (5) | ○(正しい) | トリクロロエチレンは発がん性が示唆される物質です。正しい記述です。 |
選択肢(3)のポイント(ここが誤り)
発がん性が確認あるいは強く示唆される有害大気汚染物質としては、ベンゼン・1,3-ブタジエン・塩化ビニルモノマー・トリクロロエチレンなどが代表格です。選択肢(3)の塩化メチル(クロロメタン)は、この発がん性物質のグループには含まれません。塩素を含む名前でも、塩化ビニルモノマーやトリクロロエチレンとは扱いが異なる点が引っかけです。
覚え方
- 発がん性の代表=ベンゼン・1,3-ブタジエン・塩化ビニルモノマー・トリクロロエチレン。
- 紛れ込むのは塩化メチル(クロロメタン)。
- 塩素系でも名前で早合点しない。
理解度チェック
Q.
発がん性の代表格として挙がる有害大気汚染物質は?
ベンゼン・1,3-ブタジエン・塩化ビニルモノマー・トリクロロエチレンなどです。
Q.
この問題で発がん性物質群に含まれないとされた物質は?
塩化メチル(クロロメタン)です。
出典
- 一般社団法人 産業環境管理協会「令和4年度 公害防止管理者等国家試験 大気・水質概論 問題」(公式PDF)
- 環境省「有害大気汚染物質に関する健康リスク評価」
※ この記事の確認日:2026年7月